代表からのメッセージ

なんとかしたい社、代表の三上和仁です。
生まれは宮城県柴田町、桜で有名な地域です。

少しだけここまでの経緯を書いていくと、まず新卒で働いていた会社はIT系の上場企業で、そこではWEB制作の営業をしていました。日々、中小企業の会社を訪れ、ヒアリングを行い、提案を行なっていましたが、そこで気づいたことは、例えツールが良かったとしても、それをうまく使いこなすことができなければ何の役にも立たないということでした。そのことに気づき、提案だけではなく自分自身が制作に携わり実際に役立てることを思い立ち、WEBの制作会社に転職します。

制作会社では主にディレクターとして、クライアントと打ち合わせを行いながら制作を続けていました。困りごとを解決すべく、丁寧なヒアリングを続けており、手応えもありましたが、この会社は倒産してしまいます。

その後、当時のクライアントや関連会社から仕事の依頼を個人で受けることになり、その流れの中で独立します。そこからフリーのWEBクリエイターとして、WEBサイトを中心とした制作の仕事を続けます。

転機となったのは、東日本大震災でした。映像を見る中で「なんとかしたい」という想いが募り、現地を支援するNPOに所属する友人から誘いもあり、2011年の3月から宮城県石巻市を中心に被災地支援に携わります。

この時期はさまざまなプロジェクトに携わりました。避難所をひたすら回り支援物資を届けたり、泥かきなどの肉体系、コミュニティ再生のための場づくり運営などなど。その後、活動を続ける中で、被災したわかめ漁師さんと出会い、「ネット販売をしたい」との相談を受け、朝は漁のお手伝いを行い、終わったらECサイトの制作をする時期もありました。

さらにその後、偶然の出会いもあり「芸能人の方から服を寄付してもらい販売した利益を被災地に還元するプロジェクト」を実施します。一般社団法人パワクロという団体を立ち上げ、2012年から2016年まで活動を続けます。その中でもさまざまなプロジェクトを実施し、地元のお母さんたちとGLAYがコラボしたミサンガを制作してみたり、ECの知識を活かし地元企業向けに勉強会を開いたり、復興関係の移住者や地元の人が関係なく参加ができるコミュニティ「石巻復興未来会議」の運営などを実施していました。

パワクロの活動後、地元のデザイナーと組み、デザインを多面的に制作ができる器として合同会社デザインナギを設立します。震災から再建しながらも経営が軌道に乗らない中小企業の経営者から「なんとかしたい」との想いや、地域課題と向き合う団体からも同じように「なんとかしたい」との想いをたびたび聞きながら、できることをやっていました。

コーチングと出会ったのは2021年頃です。当初はコミュニケーション手法の一つとして学ぶことを目的にスタートしましたが、学ぶ中でその可能性に気づきます。コーチングは人の内面に深く影響が起こる技術です。これまで私がしてきた相手の外側に対するアプローチとはまったく異なる方法に可能性を見い出し、プロコーチとなることを決意します。

2022年から有料セッションを開始し、実践を積むことでその想いは確信に変わります。それまでは相手の「なんとかしたい」という想いに対し、「私がなんとかしよう」と私が頑張ろうとした過去がありました。それはそれで意味がある行為だとは思いますが、それ以上にコーチングにより生まれるご本人のエネルギーの変化の方がより根本的で本質的な違いが立ち現れることを感じています。

私はそのクライアント本人が変化していく現象に魅力を感じ、さらにコーチングを広げるべく、なんとかしたい社をはじめるに至りました。

とまあ、”少しだけ”なんて冒頭に書きつつ、だいぶ長くなってしまいました。
私の話はまずはこの辺で今度はあなたの話を聴かせてください。

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